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PEOPLE

未来をつくる人

「建物を建てる」ことの本質にいちばん近い現場が好きです。

清水建設 株式会社 東北支店
小林 由佳里(23歳)

未来をつくる人 2019.06.03

大学入学の時に目指したのは、建築の意匠設計。父と同じ仕事。でも、インターンシップで初めて目の当たりにした建築の現場が、小林さんを「本当の希望」に目覚めさせました。

「大学の授業では、建築の歴史や方式を習ったり設計図を引いたりはするけれど、実際の現場に関することは学ぶ機会がなかったんです。だから、先輩が監督を務める現場を見学した時が、生の現場に触れる初めての機会でした。その時に、私たちを引率して歩きながら、たくさんの職人さんたちから話しかけられ、その場でスケッチして指示を出したり、ベテランの職人さんと対等に渡り合ったりしている姿を見たら、“あ、私が本当にやりたかったのは、こういう仕事なのかもしれない”と思ったんです。実際に現場を動かしてるのはこういう仕事で、建物を建てるという実質に一番近い仕事なんじゃないか、って」。



入社2年目のまだまだ半人前、と謙遜しながらも、現場監督としての責任感は人一倍。「段取りが一番重要なんだな、ということは日々痛感しています。常に先読みして、同時に後ろを確認しながら仕事を組み立てていかないと、実際に手を動かす職人さんたちのせっかくの技術や速度が活きません。だから、自分が立てた計画によって職人さんたちがいい仕事をできて、かたちになった時の達成感は何よりのやりがいですね。特にわが社が得意としている病院建築は、複雑で多彩、特殊な部屋が多い建築物。これをたくさん経験して、いつかは病院建築のエキスパートになりたいです」

この記事の関連企業

清水建設 株式会社 東北支店

所在地/宮城県仙台市青葉区木町通1-4-7
連絡先/TEL. 022-267-9111 FAX.022-263-7312
URL/https://www.shimz.co.jp/branch/tohoku

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