道具 COLLECTIONS

職人にとって道具は、分身であり、相棒であり、誇りでもある。
使い勝手や実用性に特化した道具たちは、無骨でかっこいいのです。

  • 安全帯

    高所作業を行う場合に使う、命綱付きのベルト。命綱としてのロープ部分と、支持物に固定するためのフック、落下時に体を保持するベルトで構成されています。主にツインランヤード式とハーネス型とがあり、現場の状況によって使い分けられています。

  • レーザー距離計

    距離、角度、高さ、方位角、傾斜などが高精度・シンプルな操作で測定できます。距離と角度の同時測定で、ピタゴラス測定が可能なモデルも。

  • 墨つぼ

    木材などのケガキ線として直線を引く道具。木目の凹凸による線の歪みなどがなく、正しい直線を引くことができる建築現場のロングセラーです。

  • ウォータポンププライヤー

    物を掴んだり回したりするのに用いられるプライヤーの中でも、これは主に水道工事の現場で活躍。

  • モンキーレンチ

    ボルトを掴む部分(あご)の幅をウォームギアによって自由に変えられます。

  • スパナ

    ボルトやナットなどを締め付けて固定&緩めて外すための工具。

  • バール

    主に釘抜きの際にてことして利用する鉄製の棒。

  • ドライバー

    ねじの締緩作業を行うための工具。先端がマイナス溝(-)のものがマイナスドライバー、プラス溝(+)のものがプラスドライバーと呼ばれています。

  • ハンマードリル

    最強力な回転と打撃の併用によって、コンクリートへの穴開けやハツリなども簡単に行うことができます。

  • 工事用黒板

    工事の概要を掲示し、認識を共有するために欠かせないツール。スタンダードなチョーク用をはじめ耐水用、マーカー用などさまざまなものがあります。

  • コンベックス

    断面が湾曲したテープで長さを測定する、金属製巻尺。特定の長さで留めおけるストッパーを内蔵したものも。

  • ハンマー

    石割り、はつり作業などの石工作業全般に使用する石頭ハンマー、釘打ちと釘抜きの両方をこなせる仮枠ハンマーやネイルハンマーなど、その用途や対象によって多彩な種類があります。トンカチもハンマーの一種です。

  • レーザー墨出し器

    材木に直線を引いたり、基準墨となる地墨や腰墨を引くために使われる墨出し器も、今やハイテク仕様。レーザーによって水平線や垂直線を投影できます。

  • ディスクグラインダー

    砥石を使って研削を行うグラインダーの一種で、砥石が円板状のディスクになっているのが特徴です。自生作用を有し、金属もコンクリートもパワフルに削り研ぎます。

  • インパクトドライバー

    回転方向に打撃を加えて大きなトルクを発生させることで、余計な力を必要とせず、かつ高速でネジやボルト、ナットの締付けなどが行えます。