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「未来をつくる人プロジェクト」建設出前授業 in 夢メッセみやぎ 2019年3月4日開催!

体験レポート 2019.06.03

建設業界ってどんな仕事をしているか、なんとなくイメージはあっても具体的な仕事内容まではあまり知られていません。ましてや高校生ともなれば、工業高校に通う生徒たちですら、具体的なイメージは持てないものです。ならば、そういう機会を作ってしまおう!と開催されたのが、今回の建設出前授業。





宮城県仙台市にある夢メッセみやぎを会場に、宮城県内2つの工業高校の1、2年生の生徒たちを招き行われました。講師役を務めるのは、現在、清水建設の現場で実際に職人として活躍している人たち。塗装、タイル、左官、鳶、型枠大工など、それぞれのブースで、各校の参加生徒たち全員に、職人の仕事を体験してもらいました。



仙台工業高校建築科1年生の藤田晃己君は、今回の参加で「建設業界にたくさんの選択肢(職業の)があることがわかって、将来の目標を考えやすくなった」と話す。また、実際にすべての仕事をローテーションで回り、自分に向いているのが型枠大工か鳶ではないかとも思い始めているそう。「もともと大工になりたかったので、今日の出前授業で改めてそう思いました。これからは型枠大工以外の大工仕事についても知って、来年からの進路に生かしていきたい」と授業全体を高評価。こうした機会があれば、またぜひ参加したいそう。



仙台工業高校建築科2年生の中須賀裕哉君は、昨年に続いて2回目の参加。前回「職業選択のために良い体験だったが、今年もまた中身が濃くよい出前授業で感謝しています」と満面の笑み。もともと建設業界に入って仕事をしたいという希望はあったが、自分に何が向いているのかが、はっきりとしなかったそう。2回続けて参加し「出前授業を通じ、建設業界の方々が全員輝いて見えたのでぜひ自分もそこに加わりたい」と感じたのこと。ただ、自身が体格的に小さいほうなので少し不安もあるそうで、出前授業を通じタイルの仕事が、一番自分がやりがいを持って取り組めるのではと感じているそう。

明るい職人の方々のユニークな授業で、各校の生徒たちも終始和やかな雰囲気で授業を楽しんでいたよう。今後もこうしたプロジェクトを通じ、高校生たちに建設業界のことを知ってもらうことは、未来を育む上で大事なことなのかもしれない。

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トピックス2019.06.03